【必見】コスパ最強職決定戦!!

色々な職業のスペックを評価していくブログです

【総合評価:B】『勤務医』は意外にもコスパが良かった!

勤務医とは?

医者には大きく分けて勤務医、開業医、バイト医の三種類が存在します。

勤務医は市民病院や大学病院などに勤務するサラリーマン的な医者

開業医は自分で病院を持っている社長さん的な医者

バイト医はそのままバイトみたいなワークスタイルの医者

今回はこの中でも最も一般的な医者である『勤務医』について解説していこうと思います!

 

1.給与ランク→A

いくら勤務医とはいえやはり医者というだけあってかなりの高年収です。

時給ベースで考えるのであれば1年目から2,500円、5年目で3,300円、10年目で3,900円、20年目で5,000と言ったところでしょうか。

まあ、やはりと言うべきかかなーり高いですよねー。

 

2.労働環境ランク→E

正直、勤務医の労働環境は悲惨だと思います。

というのも、科にはよるでしょうが人の命を預かっているという重大な責任やプレッシャーと戦う必要がありますし、長時間勤務や夜勤なども常態化しているようですからね。

やはり大変なのは間違いないかと。

 

3.就労難易度ランク→SS

言うまでもなく勤務医になるのはめちゃくちゃ大変です。

何故なら、勤務医になるには超難関である医学部受験を突破し、6年制課程を修了し、国家試験にも合格し、2年の研修医生活をする必要があるからです。

従って、総所要時間は25,000時間程度になると予想されます。文系の超難関である公認会計士の所要時間が4,000時間であることを考えると如何にキチガイ染みた数字かがわかりますね。

また、費用も大量にかかります。国立×自宅通学でも500万円程度、国立×下宿なら1,000万円程度は覚悟しておくべきでしょう!もちろん私立ならこんなの比較にならないレベルの金がかかってきます…………

とはいえ、2年間の研修医としての給料で500万円程度の元はとれるでしょう!

 

4.キャリアパス→S

やはり医者のキャリアパスは超強力です。

難関資格者の特権として「仕事を気軽にやめられる、転職を気軽に出来る」というものがありますが、医者にも当然このメリットはあります。

そして、何より強力なのがフリーの医者や開業医としての道が拓けるということです。

どちらも勤務医とは比較にならないほど高収入かつ自由な職種なので正直このメリットはデカすぎます!

 

5.総合評価→B

やはりネックなのは高すぎる就労難易度と過酷な労働環境…………ですよね

ですが、それを補って余りあるほどの暴力的な収入、そして経験を積めばフリー医や勤務医といった上級職へのジョブチェンジも可能といった魅力的すぎるメリットもたくさんあります!

従って、総合的にては十分にオススメ出来る職業と言えます!

【総合評価:C】薬剤師はやっぱりイメージ通りそこそこホワイトだった!

薬剤師とは?

薬剤師とは薬の調剤や処方などを行う医療専門職です。

イメージ的にはやっぱり「薬剤師と言えば薬局」って感じかもですが、実際にはドラッグストアや製薬会社などで働いてる薬剤師も多いようですねー。

また、薬剤師と聞いたら「マッタリ高給」というフレーズが思い浮かんでくる人も多いのではないでしょうか?(笑)

今回の記事ではそんな薬剤師が本当にホワイトなのかどうか!?ということを探求していこうと思います!
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1.給与ランク→B

薬剤師の年収の特徴として真っ先に上がるのは「最初からそこそこ高給だけどその分昇級幅は小さい」ということでしょうか?

まあ、実際に薬剤師の年収推移は正にそんな感じでして、『1年目で年収400-450万円、5年目で500-550万円、10年目で550-650万円、20年目で650-700万円』…………といったイメージで推移していきます。

しかし、個人的にはやっぱり若い内にお金がたくさん欲しいので、この給与システムはかなり良いんじゃないかなーって思います。

また、薬剤師は労働時間も少ないので時給換算してもそこそこ高めでしょう!

 

2.福利厚生ランク→C

すみません。ここはよくわからんのでスルーします。まあ、少なくとも悪いとは思いません(笑)

 

3.労働環境ランク→A

やはり薬剤師の労働環境は相当ホワイトでしょう。

残業などもあまりないようですし、そんなにイソイソしておらずマッタリな雰囲気らしいので、過労などとはある意味無縁の仕事でしょうね。

 

4.就労難易度ランク→S

正直、薬剤師になるのは相当難しいです。

大学入試の段階では医学部に比べれば大分優しいでしょうが、問題なのはその後の学生生活です。

まず、薬剤師免許を取得するには6年制課程を修了する必要がありますし、国家試験に合格する必要もあります。

大学受験、6年制課程修了、国家試験対策…………などなどの時間をトータルしたら15,000時間程度は間違いなくかかってくると思われます!

 

5.キャリアパス→A

薬剤師は手に職がついているだけあってやはり転職しやすいですよね。

ですから、普通のサラリーマンとは違って、仕事が嫌になったらいつでも気軽にやめられるというメリットがあります。

また、転職先も製薬会社から薬局、病院、ドラッグストアとかなり多岐に渡っています。

自分はこの自由度こそが薬剤師最強のメリットだと考えます。

 

6.総合評価→C

そこそこの給料、ホワイトな労働環境、そしてキャリアパスにも優れるなど安定感の強い薬剤師。

そんな薬剤師の最大のデメリットはやはりあまりにも莫大な就労難易度…………15,000時間もの時間をかけるならいっそのこと医者でも目指した方がはるかにいいんじゃないかなー。と思う

 

【総合評価:G】『中学校教師』のブラックレベルはあまりにも高すぎた!!!

中学校教師とは?

かつては「やりがいのある仕事」「感謝を集められる仕事」の代名詞だった『教師』ですが、今となってはもはやそんな栄光は完全に過去の遺産…………むしろ今やブラック職業の代名詞と言っても過言ではありません!

この記事ではそんな教師を中学校×公立に絞って、給与や福利厚生などを評価していこうと思います!


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1.給与ランク→G

一応、年収自体は1年目で300万円、5年目で400万円、10年目で550万円、20年目で700万円…………といった形で推移していきます。

年収だけ見るなら同世代の県庁職員よりも1割増程度はありますね。

しかし、コレはあくまでも表面上の年収…………教師は兎にも角にも拘束時間が長過ぎるので時給に換算したら1年目で400-500円、5年目で550-700円、10年目で800-900円、20年目で900-1000円というのが妥当な線ではないでしょうか?

 

2.福利厚生ランク→E

教員はそれでも公務員なので基本的な福利厚生は整備されていると思います。

しかし、その特性上、育児休暇や介護休暇、そして有給休暇などは他の公務員に比べたらはるかに使いにくいと思いますね。

 

3.労働環境ランク→G

これに関しては言うまでもありませんね。

極度に残業時間が多い上、昼休憩の時間もない。また、土日は部活動の指導で潰れ、それ以外の時間も授業を作るための教材研究などで潰れる…………

また、こういった過酷な労働条件に加え、普通のサラリーマンとは比にならないプレッシャーや責任もありますし、PTAや不良生徒などへの対応も面倒そうですしね………………

まあ、半端な覚悟で教員になる人はいないと思いますが、教員になる人はマジで自分の人生を全て捨てる覚悟で挑んでくださいね。

 

4.就労難易度→A

公立中学校の教師になる一般的なルートとしては以下のような形になります。

 

1.四年制大学で教育課程を履修

2.4年の春から夏にかけてある教育実習に参加

3.そのまま教科毎に教員採用試験を受ける

4.教育課程を修了し『教員免許』を取得

5.教採に合格した場合は面接をなどを経て採用となる

 

それぞれにかかる時間としては1で1500時間、2は準備や事後なども含め400時間、3は教科にもよりますが平均2000時間程度の勉強時間は要求されます。

これらに加えて他の諸々を100時間と仮定すると、所要時間は合計で『4000時間』程度になると思われます。

正直かなりの難関ですね。4000時間あれば東大だって行けるかもしれませんから。

 

5.キャリアパス→F

正直、教員という仕事は潰しがききません。

個人的には教員って超過酷な毎日に耐えてるだけあって根性も体力も凄まじいし、コミュニケーション能力などもかなり高いと思うのですが、残念ながら世間はそうは見てくれないようです。

従って、教師として就職するなら本気の覚悟が必要です。キャリアパスが弱い貴方達に逃げ道なんてないのだから

 

6.総合評価→G

まあ、控えめに言ってスーパーブラックな仕事だとは思います。

ただ、それと同時に面白さややりがいなんかも全職業中トップクラスなんじゃないかなぁ。って思いますけどねー。

【総合評価:E】『長距離トラックドライバー』は案の定ブラックな仕事でした…………

長距離トラックドライバーとは?

トラックドライバーと一口に行っても種類は様々です。

たとえば、個人宅へ荷物を宅配してくれる宅配ドライバーさんやコンビニやスーパーに商品を供給してくれるルート配送ドライバー、そしてその中で最も花形と言えるのがやはり『長距離トラックドライバー』でしょう。

長距離トラックドライバーとは主に高速道路を利用してたくさんの荷物を遠く離れた県にまで輸送してくれるドライバーさんで、しばしば『国の血液』と呼ばれることがあります。これぞ言い得て妙ってやつですね!

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1.給与ランク→E

長距離トラックドライバーの年収は500-550万円の当たりがボリュームゾーンとなっています。

サラリーマンと違って昇給の幅は小さいですが、裏を返せば若い内からガッツリと稼げる仕事でもあります。

しかし、労働時間はどうしても長くなりやすいため時給に換算したら『Eランク』が妥当なのかな………………と思います

 

2.福利厚生ランク→F

正直、長距離トラックドライバーは福利厚生にはあまり期待しない方がいいでしょう。

何故なら、長距離トラックドライバーが働くことになる職場は中小企業、それも体育会系なヤンチャな会社が多いからです。やはりそういった企業にまともな福利厚生は求め辛いですよね(笑)

 

3.労働環境ランク→B

長距離トラックドライバーの良さはなんと言ってもその圧倒的な自由度の高さにありますよね!

たとえば、仕事中にサービスエリアで休憩しても、運転中に大声で熱唱しても、好きな時間に飲食や仮眠をしても基本的にはOKなんですよ!

また、日本各地の色々な場所に行けるというのも大きなメリットですよね!

ただ、問題なのがやはりその労働時間の長さや仕事の過酷さ。そして何よりも怖いのが事故のリスクです。

普通の仕事なら失敗しても「次からは気を付けようね」で済みますが、もしもトラックで人なんか轢こうものならその時点で人生終わりです!

とはいえ、市街地を走るトラックドライバーに比べたら事故る確率はかなり低いと思うので実際はそこまで大きなデメリットではありません!(笑)

 

4.就労難易度→B

長距離トラックドライバーが乗るトラックは基本的には大型トラックになりますので、長距離トラックドライバーになるには中型トラックの免許の取得が必須になるのですが、これの取得には25-30万円程度の費用に加え、60-70時間程度の時間がかかってきます。

また、もちろんですが費用と時間さえ払えば良いという訳ではなく、ある程度の運転センスが無ければトラックの運転なんて無理です。

 

5.キャリアパス→D

トラックドライバーとしての転職はイージーモードになるでしょう。そのため、嫌な会社であっても無理にしがみ続ける必要はなく、辞めたかったら辞めて他の運送会社に就職するという働き方も可能になります。

 

6.総合評価→E

その自由で旅人を彷彿とさせるワークスタイルには憧れざるを得ません!

しかし、その反面長時間労働や事故のリスクなどの様々な懸念点があるのも事実なので総合評価自体はこんなものでしょう…………

【総合評価:C】『システムエンジニア』は意外にもオススメな仕事でした!

システムエンジニアとは?

システムエンジニアとはシステム開発を行うに当たってシステムの設計や管理を行う職業のことです。

似たような職業に『プログラマー』がありますが、プログラマーシステムエンジニアが設計した通りにプログラムを組んでいくのが職務となるようです。

工事現場で例えるのなら設計士や現場監督が『システムエンジニア』、職人さんが『プログラマー』に相当します。
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1.給与→C

システムエンジニアの平均年収は1年目で300万円、 5年目で400万円、10年目で550万円、20年目で700万円というのが目安になります。

イメージ的には中の上、といったところですかね。

ただ、システムエンジニアは残業がそこそこ多めな職業になりますのでランクはCが妥当な線でしょう

 

2.福利厚生→C

福利厚生に関しては会社によって様々過ぎるのでなんとも言えません。

もちろん、大きい企業ほど福利厚生は良く、小さい企業ほど微妙になりますので、まあ規模によるってとこですかね。

 

3.労働環境→D

以前に比べたらかなり改善されたとはいえそれでもやはり残業は多い部類に入ります。

また、かなり頭を使う仕事でもありますので心労も大きいでしょうね。

ただ、営業マンのようにノルマがある訳でも外回りが多い訳でもないのでその点では気楽かもです!

 

4.就労難易度→E

正直、大卒であるなら簡単になれると思います。

もちろん大手であるならそこそこ難しいですが、それでも他業種&同規模の企業に比べればかなり易しい方でしょう

 

5.キャリアパス→C

システムエンジニアは基本的にSIerという分類のIT企業になります。

SIerはIT業界としては保守的で堅いですが、それでも転職には割と寛容なので、中小SIer間での転職はそこそこ頻繁にあるイメージです。

とはいえ、手に職をつけてるプログラマーと違って、システムエンジニアプログラマーと普通のサラリーマンの中間当たりの位置付けとなるので、必然的に転職力もそういった位置づけになります。

 

6.総合評価→C

まあ、平々凡々って感じですよね。ほんと可もなく不可もなくって感じですかね

【総合評価E】地方銀行マンの実態が割と悲惨だった!

地方銀行マンとは?

地方銀行とは読んで字の如く各地方に点在する地域に根ざした銀行のことです!

有名どころと言えば地銀としては最大規模を誇る横浜銀行や最強のエリート地銀として名高い静岡銀行などがありますよね!

やはり銀行と言えば『エリートの象徴』と捉える人も多いと思いますが、近年の若い人達はどうもそうとは思ってないようですね…………今回はその理由について探求していきましょー!

 

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1.給与ランク→D

地方銀行員の平均年収は1年目で250万円、5年目で400万円、10年目で550万円、20年目で750万円といった感じで割とそこそこいい感じで上がっていきます。

しかし、ここで問題になってくるのは『拘束時間の長さ』です。

銀行はコンプラにはうるさいため残業自体はそんなにないのですがとにかく拘束時間が長いんですよね。

たとえば、銀行では資格をバンバンとらされるため当然その勉強のために多くの時間を奪われます。

他にも強制参加の休日セミナーや地域イベントなども数多くあり、また、イメージ通り飲み会や接待などもとても多い業界であります。

それらを加味するといくら年収が高くてもそれを時給換算したら割と酷いことになりますよね………………

 

2.福利厚生→D

正直地銀はケチなところが多いため福利厚生も微妙です。

たとえば大半の大企業なら家賃補助をしっかりと出してくれると思いますが、地銀では「県内出身者には家賃補助出さない!実家から通え!」とかいう謎のルールがマジで罷り通ってます。正直キモイです

他にも、休日セミナーや通信講座を強制的に受けさせて来る癖にそれに対する金銭補助は一切ないなどホントに細かいところでケチ臭いです。

 

3.労働環境→E

正直銀行の労働環境は良くないと思います。その理由は主に4つです

1つ目は「古い体質が未だに根強く残ってる」というものです。多くの地方銀行では未だに昭和の体質が根強く残っており、たとえば学歴で出世が決まったりします。上位地銀は圧倒的な慶應優遇を未だにやってます。

2つ目は「覚えることがめちゃくちゃ多い」ということです。銀行はそのイメージ通り覚えることが尋常じゃなく多いです。細かいルールとかもたくさんあります。銀行マンには高学歴が多いですが、そりゃ低学歴にこんな仕事は勤まるはずないですよね。

3つ目は「ミスったら銀行員人生終了」というものです。銀行はその性質上ミスに対して恐ろしく厳しく、ミスの内容によっては一発で出世コースから外され、子会社へと飛ばされてしまいます。そこまでされないレベルのミスでもやはり割と大事になります。

4つ目は「ノルマが厳しいです」ってことです。まあ、これは銀行に限りませんね

 

4.就労難易度→D

下位地銀ならニッコマや下位国公立、上位地銀でもMARCHや中堅国公立程度がボリュームゾーンになります。とはいえ、入行できることと出世できることは違います。MARCHや中堅国立大の学生が上位地銀に行っても出世はほぼ望めないでしょう

 

5.キャリアパス→C

銀行員の一番の魅力はキャリアパスはそれなりに豊富ということでしょうか。やはり銀行員としての経験や取得しまくってきた資格達はそれなりの評価を得られるようで、実際に地方自治体・コンサル・他行などに転職していく人も多いです。

金融でない業界に転職する人も多いです。また、中小企業の経営者も銀行出身者という方が割と多かったりします。

つまり、銀行で経験や資格を鬼積みすれば多少は未来が開けてくると思います。しかし、効率自体は物凄く悪いですが

 

6.オススメ度→E

まあ、当たり前ですがオススメは出来ませんね。近年の若者は銀行への就職を避けると言いますが当然ですね。

【総合評価D】技術総合職(大手メーカー)のコスパを評価してみた!

技術総合職(大手メーカー)とは?

大手メーカーには大きく4つの採用枠があります。

1つ目は『総合職』でこちらは大卒文系の男子がメインになります。

2つ目は『技術総合職』で理系の大卒院卒がメインになります。

3つ目は『一般職』で女子がメインとなります。

4つ目は『技能職』で高卒の男子がメインとなります。

この内、このページで紹介したいのは『技術総合職』です。

技術総合職はその名の通り技術分野におけるエキスパートとして活躍することとなり、THE理系というイメージのある研究部門で働いたり、生産技術という多くの工員を管理することになる部署に配属になることもあるそうです!

また、今回の記事では学歴を大卒ではなく院卒として仮定したいと思います。理由はシンプルで大手メーカーの技術総合職は院卒であることが一般的だからです!(笑)


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1.給与ランク→B

技術総合職(大手メーカー)の平均的な年収は1年目で年収400万円、5年目で500万円、10年目で650万円、20年目で800万円といったところでしょうか。

彼らの特徴はなんと言っても10年目までの給与水準が高いということでしょうね!30代半ばまでなら間違いなく総合職よりもより多くのお金を貰ってるはずです。

しかし、彼らは総合職と比較して出世面で大きく冷遇されていますので、若い内は良くても伸び幅はどうしても総合職と比較して見劣りしてしまいますよね…………😢

 

2.福利厚生→B

福利厚生自体は職種に関係なく会社が同じならそんなに変わりませんのでこれは技術総合職ではなく大手メーカー全体での福利厚生ということになりますが、やはり大手メーカーの福利厚生はどこもまあまあ優れてるイメージがありますよね(笑)

 

3.労働環境→A

技術総合職の労働環境は控えめに言ってかなり良いです。その理由は主に3つほどあります。

1つ目→営業じゃないので外回りや出張の機会がそれほど多くない。やはりずっと同じ建物の中でぬくぬくと仕事できるのは嬉しいですよねー

2つ目→そもそもメーカーという業界がホワイトになりやすいから。特に大手なら規則とかもしっかり守るところが多いでしょう

3つ目→出世出来ないってことは裏を返せば責任ある立場になりにくいから。文系の総合職の人らは若い内はこき使われ、逆におっさんなってからは責任ある管理職として苦悩することになりますが、その点技術総合職はかなり気楽ですよね〜!

 

4.就労難易度→SS

正直まともな理系の大学院を出ていれば大手メーカーの技術総合職への就職はそんなに難しくありません。

しかし、問題なのは理系院卒でなければならないということです。 

………………まあ、結論から言ってしまえば理系修士号の取得には『500万円"以上"の費用』に加え『16000時間の労力』を費やす必要があります。

ここでは中堅国立大の修士号をとるための費用と所要時間でシミュレーションしてみましょう。

費用→大学受験の予備校代などで「100万円」+6年間の学費や教科書代で「400万円」。

つまり国立かつ自宅通いでも最低「500万円」がかかってしまう訳です。もちろん私学や下宿なら学費とんでもないことになるのは必須ですね

次に所要時間について見ていきましょう。

まず受験です。こちらは大学受験が2000時間、大学院受験が1000時間と仮定して「3000時間」としましょう。中堅国立ならこんなもんでしょう。

次に学部や院における講義・テスト勉強・ゼミ・研究・卒論等です。

自分は文系の人間なので詳しくは分かりませんが、仮に1日平均6時間を費やすと考えた場合その合計はおよそ「13000時間」となります。

つまり総所要時間は「3000+13000」で『16000時間』です。いや、ヤバいですねコレ

ちなみにあの超難関資格と言われる公認会計士の所要時間は4000時間と言われておりますので、およそその4倍の労力がかかる訳です。いやー、ほんとヤバいですねー。

 

5.キャリアパス→D

普通のサラリーマンとしてはかなり転職に強いと思いますが、とはいえ突き詰めれば 何の資格もないただの人。転職をすればするほど高確率でグレードは下がっていきます。ですので、柔軟で自由な人生を歩みたいと思ってる人にはそんなに向いてませんね

 

6.オススメ度→D

給与、福利厚生、労働環境などにおいては市役所職員の上位互換と言った感じでしたが問題はやはりべらぼうに高い就労難易度ですね。

あれだけ凄まじい時間と金を費やして修士号まで得たのにこの待遇では流石に泣きたくなります(笑)


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