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【総合評価:G】『中学校教師』のブラックレベルはあまりにも高すぎた!!!

中学校教師とは?

かつては「やりがいのある仕事」「感謝を集められる仕事」の代名詞だった『教師』ですが、今となってはもはやそんな栄光は完全に過去の遺産…………むしろ今やブラック職業の代名詞と言っても過言ではありません!

この記事ではそんな教師を中学校×公立に絞って、給与や福利厚生などを評価していこうと思います!


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1.給与ランク→G

一応、年収自体は1年目で300万円、5年目で400万円、10年目で550万円、20年目で700万円…………といった形で推移していきます。

年収だけ見るなら同世代の県庁職員よりも1割増程度はありますね。

しかし、コレはあくまでも表面上の年収…………教師は兎にも角にも拘束時間が長過ぎるので時給に換算したら1年目で400-500円、5年目で550-700円、10年目で800-900円、20年目で900-1000円というのが妥当な線ではないでしょうか?

 

2.福利厚生ランク→E

教員はそれでも公務員なので基本的な福利厚生は整備されていると思います。

しかし、その特性上、育児休暇や介護休暇、そして有給休暇などは他の公務員に比べたらはるかに使いにくいと思いますね。

 

3.労働環境ランク→G

これに関しては言うまでもありませんね。

極度に残業時間が多い上、昼休憩の時間もない。また、土日は部活動の指導で潰れ、それ以外の時間も授業を作るための教材研究などで潰れる…………

また、こういった過酷な労働条件に加え、普通のサラリーマンとは比にならないプレッシャーや責任もありますし、PTAや不良生徒などへの対応も面倒そうですしね………………

まあ、半端な覚悟で教員になる人はいないと思いますが、教員になる人はマジで自分の人生を全て捨てる覚悟で挑んでくださいね。

 

4.就労難易度→A

公立中学校の教師になる一般的なルートとしては以下のような形になります。

 

1.四年制大学で教育課程を履修

2.4年の春から夏にかけてある教育実習に参加

3.そのまま教科毎に教員採用試験を受ける

4.教育課程を修了し『教員免許』を取得

5.教採に合格した場合は面接をなどを経て採用となる

 

それぞれにかかる時間としては1で1500時間、2は準備や事後なども含め400時間、3は教科にもよりますが平均2000時間程度の勉強時間は要求されます。

これらに加えて他の諸々を100時間と仮定すると、所要時間は合計で『4000時間』程度になると思われます。

正直かなりの難関ですね。4000時間あれば東大だって行けるかもしれませんから。

 

5.キャリアパス→F

正直、教員という仕事は潰しがききません。

個人的には教員って超過酷な毎日に耐えてるだけあって根性も体力も凄まじいし、コミュニケーション能力などもかなり高いと思うのですが、残念ながら世間はそうは見てくれないようです。

従って、教師として就職するなら本気の覚悟が必要です。キャリアパスが弱い貴方達に逃げ道なんてないのだから

 

6.総合評価→G

まあ、控えめに言ってスーパーブラックな仕事だとは思います。

ただ、それと同時に面白さややりがいなんかも全職業中トップクラスなんじゃないかなぁ。って思いますけどねー。