【総合評価D】『市役所職員』の給料や福利厚生をランク付けしてみた!
市役所職員とはどんな仕事?
市役所職員とは読んで字の如く市役所で働く地方公務員のことを指します!
市役所にも普通の会社と同じように人事、経理、観光、福祉などの様々な部署があり、そこを転々と移動していくイメージですが、共通して言えるのはイメージ通り「『事務系』の仕事がメインになる」ということですね!
さて、前置きはこのぐらいにして市役所職員のスペック評価をサクサク見ていきましょ〜!
1.給与ランク→C
市役所職員の年収目安は1年目で250万円、5年目で340万円、10年目で440万円、20年目で600万円…………と言ったところでしょうか。
また、コレを時給に換算すると1年目で1250円、5年目で1700円、10年目で2200円、20年目で3000円となります。(年間労働時間を2000時間と仮定)
2.福利厚生→C
公務員は福利厚生が手厚いと語られがちですが実際にはそんなことはありません。
たとえば、福利厚生の要となる家賃補助は家賃の半額程度しか出ません。しかも、上限が家賃55000円になるのでMAX27500円しか貰えないんです。
他にも大企業のような企業年金がある訳でもないし、多いと言われてる退職金も所詮は民間平均より1割程度多いだけなので老後も安心…………という訳には行かなさそうです。
とはいえ、最低限の福利厚生はキッチリ整っていますので決して悪い訳では無いです。
3.労働環境→B
市役所職員の労働環境は中の上…………といったところでしょう!
何故なら市役所職員はサラリーマンと違って営業なんてしなくてもいいですしノルマも当然ありません。また、外回りもサラリーマンに比べたら少なく事務所でヌクヌクしながら仕事が出来ます。いやぁ〜、流石は公務員!ホワイトっすね〜!
とはいえ、営業マンみたいに1人でルンルンドライブをしたり、社用車の中で爆睡したり、お客さんとヘラヘラ雑談したり、そういった自由がないのはちょっと厳しいかもですね………………
4.就労難易度→C
市役所職員はその地域では若干エリート扱いされがちですが実際にはむしろその辺のサラリーマンよりもハードルは低かったりします。
何故なら市役所職員には学歴は必要とされないし、年齢要件もかなり緩いからです!
つまり自分の努力次第で簡単になれてしまうんですよね!
しかも勉強自体もそんなに難しいものではなく学科試験だけなら『教養のみ(=不人気市役所)』なら500時間前後、『教養+専門(=普通の市役所)』でも1000-1200時間程度の勉強で突破出来るはずです!
5.キャリアパス→F
正直、市役所職員という経歴は以降のキャリアであまり大きな武器にはなりません。
精々、『働いていたことの証明』になるぐらいです。
従って、一度市役所職員になってしまったら、ある意味一生そこの市役所の職員として縛られ続ける人生になってしまうんですよね…………
まあ、それで平気な人も多いんでしょうけど、個人的にはそんな人生は嫌だと思います。
6.オススメ度→D
給料は安定しているし、労働環境も割とホワイトな市役所職員でございますが、やはり個人的には一生その市役所に縛られ続けるってのが凄く恐ろしく感じますね。
コレが会社だったら転勤とかもあるのでまだマシかもなんですが